肩こり解消と食習慣
食習慣がおかしくなっている人ほど、肩こりの解消が遠のくと伝えられています。
あとは、頻繁に肩を使用したりすることもなく重い荷物を肩にかけたりしていないのにも関わらず肩こりの状態になっている人というのは、栄養が十分でない疑いがあります。
今まで食べ物に気を遣っていなかったのなら、欠けている栄養素はないのか考えるようにしてみてはどうでしょうか。
最初に、ビタミンB1が十分でない場合、肩こりの症状のみならず、体の全部に疲労の色がみえるようになります。
ビタミンB1が含まれる食材といえば豚肉が代表的ですが、他にもレバーや大豆製品に多く含まれている栄養素なので、進んで食べるようにしましょう。
他にも、ビタミンEには血流をなめらかにする効き目があって、ビタミンCにも疲労の解消効果が期待できます。
こういったことから、そもそもビタミン類をしっかり摂取できていないと考えられるのでしたら、マルチビタミンなどのサプリメントを摂取することも検討してみるといいでしょう。
疲労を生み出している成分で乳酸というものを耳にしたことのある人も多いことでしょうが、クエン酸という成分は乳酸の分解を進める効き目が期待できます。
例えば梅干しやレモンのような口にしたときに酸っぱいと感じる食品にクエン酸というのはたくさん入っていますので、これらもどんどん食べるようにしましょう。
極力、肩こりで痛さが現れてからようやく栄養不足を気にするのではなく、肩こりを予防するためにも日頃から食事には注意するようにしましょう。
食事のバランスを正すだけで肩こりの痛みの解消がかなうのかというとそうだとは決め付けられない部分もありますが、マッサージやストレッチも取り入れることによって肩こりは解消しやすくなります。