肩こりと薬物療法
肩こりが悪化していて、自分で行うマッサージでは解消することが難しいと感じた場合、薬物療法というのも一つの手です。
薬局などでも購入することができて、肩こり解消の効き目が望める薬として認知されているのが葛根湯です。
葛根湯の場合数多くの症状に効果を発揮するため、肩こりの他にも効果的だとされている症状があるときには、葛根湯を飲んでみてはいかがでしょうか。
病因で葛根湯を受け取るようなことも往々にしてあり、症状の解消に繋がったという話もよく聞かれます。
塗るタイプの薬だとインドメタシンが入った薬が多くの人に支持されていますが、必要以上に使用しないように注意してください。
鎮痛剤としての実力は本物ですが、過剰に塗ってしまうと筋肉へ悪い作用が出るとも言われています。
第一に痛みを紛らわすことよりも、肩こりの大元を断つことを考慮していくべきでしょう。
湿布をどのあたりに貼り付けるかによるのですが服から出てしまって周囲の人に気付かれることもありますので、塗り薬も用意しておくといいかもしれません。
そうはいっても、塗布薬には強い臭いのものもありますので、買う前に試しに嗅いでみると良いでしょう。
ストレスなど精神的なことが要因となって肩こりになっていることもありますが、このようなときには飲む薬や塗る薬であっても肩こりの大元を解消することは不可能です。
激しい痛みに襲われているようなときであれば、薬を使って一時的に痛みを抑えることは必要なことになります。
ただ、肩こりが持病のようになっているのなら、痛みを感じてから策を講じるよりも、問題を明らかにしてそれを改善していかなければなりません。